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先生は諦めて話を続けることにした
「えー、これから1年間みんなの担任をする天野だ。よろしく」
「よっ、天野~!!」
「ありがとう。えー、先生もこの学校に今年来たばかりで、みんなと同じくココのことはよくわからない。とりあえず、最初に自分のクラスの生徒の顔と名前を覚えたいので、俺とは友達感覚で話してくれていい」
天野は若い先生で、言い方や接し方が生徒には良い印象を受けてみんなの緊張感が和らいだ
「はいはーい!俺、飛騨義貴!!天野、よろしく~!!」
「あー、お前はわかってるからもぅいい」
「なんでだよ~」
自己紹介したのに天野に流されて拗ねると周りの生徒から小さく笑い声がこぼれた
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