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――また一人殺した…。
悲しんでいる家族を僕はただ
遠くで眺めるだけ。
『殺せ』
と、上から命令されたら
期日までにきっちり殺さないと
僕が死んでしまう。
死ぬも何も生きてないんだけれど…
今まで逆らってきた奴が一人もいなくて
どうなるのか誰も想像できない。
ただ、上の言葉に従い殺すだけ。
それが僕のヤクメ
人間みたいに人を殺しても
罪にならない
僕のヤクメ―死の警告―
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