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「イヅル!後は任せたでッ」
「はい、市丸隊長ッ」
キンッ
シャアァアッ
…カチャン
最後の一匹の虚、僕が油断していたら背後を取られてしまい、やられそうになった。
が、
市丸隊長が庇ってくれたお陰で僕は無傷。そのかわり隊長は右肩をばっさりとやられて負傷してしまった。
「申し訳ありません…今手当てを…」
「大丈夫、そんな深ないし、風呂入ったら治るて」
隊長は冗談を言う。本当は無理してらっしゃる癖に…僕に心配かけたくないから嘘言ってまで落ち着かせる隊長。
「嘘つきは嫌いです……お願いですから、手当てさせて下さい…」
頬から涙が伝って死覇装に落ちる。驚いた隊長は慌てて僕を抱きしめ「ご免」と謝罪した。
―――――――――…
治療を終え、尸魂界に帰る直後、市丸隊長から白椿の花を貰った。
「潰れまったな…」
「しょうがないです。でも、ありがとうございます。僕…「知っとるよ。お花好きって知っとるからあげたんや」
にっこり笑ってそっと口付けされる。
「帰ろ」
「はい」
僕達は風車。
別世界だけど、クルクル同じ事を繰り返し回っている。
ボク達は風車。
別世界やけど同じように愛し合って幸せ。
風車、クルクル回れ
きっとボク達は同じ事を繰り返す。
風車のようにクルクルと…
終
―――――――――――アトガキ
意味がわからんorz
神鎗達は隊長の分身みたいなものですはい(え)
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