酒は呑んでも呑まれるな!そしてイヅルは食べても食べられるな!

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「おそーいッ!!!」 今日はイヅルは飲み会に行ってていーひん。多分また乱菊の所で呑まされとるんやろうけど、何時もより帰りが遅い。心配になったボクは、十番隊舎へ向かった。 「おばんどすー。乱ちゃーん、おる~?」 扉を開けた瞬間に何か柔らかい物がボクの顔におもいっきし投げられた。 「あははっ🎵ポーイポーイ🎵」 顔に投げられた物を手で掴んで見るとそれは枕だった。 な、何で枕!? そして愛おしい声がする方に視線を変えてみると、そこには頬を赤くして乱れるイヅルの姿とグーグー寝ている乱菊の姿があった。 「ぁあ~!たいちょぅらぁ~💕ひゃははッ〃」 何が可笑しいのかボクの顔を見て笑っとるイヅル。 こ、この子悪酔いしとる!! 「ポーイポーイ🎵」 お構いなしにイヅルはその辺にあるものをボクに投げ付ける。 ゴツゥッ!! 「あだぁっ!?」 イヅルの投げたリモコンが頭に直撃。ぜ、絶対タンコブが出来よるコレーーー!! とにかくイヅルを押さえようと近づくが物が当たって痛すぎる。 これは後でお仕置き決定やな… 「イヅルッ落ち着き!えぇ子やろ!?」 「らーめ!しょんなこといってどうせオカされるんらーー!!」 何処でそないな言葉覚えてきよるんやー!!!?← ボクは嫌な汗をかきながらもイヅルを抱きしめる。イヅルは嫌々言うて抵抗している。が、とうとう泣き出してしまった。 「やらぁ…ぎんのばかぁ」 ぎん? ギン……? ギン!? 今ギン言うた!? 続
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