過去を棄てて貴方とともに

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冷たい牢屋 僕が壊した椅子の破片が僕の顔に飛び散る 「最低だ最低だ最低だッ!!」 カタカタと震える体 今すぐ貴方に抱きしめてもらいたい。 静かな牢屋 コツコツと音が聞こえる そしてパッと明かりがついた。目の前にいるのは愛おしくて堪らない貴方。 「ついておいで…イヅル」 牢屋から出されるとギュッと抱きしめてくれる。 冷たい冷たい牢屋の中 まただ… また… 助けられた…… 「はい…市丸隊長…」 忠誠心 それより遥かに大きい物 恋 そんなものよりもっともっと温かい "愛情" 終 --------------------アトガキ ネタバレです。きっとイヅルは牢屋の中で助けを求めていた筈!!
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