「師事」

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「師事」

僕がド田舎から某中規模都市の大学に入学した時。 とりあえず入ったサークルにとんでもない人がいた。 大学受験期にストレスからかやたら金縛りにあってて 色々怖い目にあったことから、オカルトへの興味が高まって いた時期で、そんな話をしているとある先輩が 「キミィ。いいよ」と乗ってきてくれた。 その先輩は院生で仏教美術を専攻している人だった。 すっかり意気投合してしまい、見学にいったその日の夜ドライブ に連れて行ってもらった。 夜食を食べに行こうと言って、えらい遠くのファミレスまで連れていか れた。 そこは郊外のガストで、「なんでここなんですか?」って表情をしてたら 先輩曰く 「ここな、出るよ。俺のお気に入り」 アワアワ…
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