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プロローグ
時は、戦国
彗星の如く現れた、男
織田信長は、桶狭間の地で、東海一の弓取りと言われた、今川義元を、僅かの兵で討ち取り。
弱小大名だった、その名を、一気に、天下に知らしめた。
その後、美濃の斎藤氏を、調略、平定、これを足掛かりに、
天下布武を掲げ、足利義昭を、奉じ、上洛を目指す。
諸大名は、これを阻止せんが為、信長包囲網を作る。しかし、信長は、浅井、朝倉などの畿内の有力大名をを、次々に破り、遂に上洛を果たす。
しかし、将軍、足利義昭は、信長の傀儡となる事を嫌い、次第に信長を、憎み、毛利を頼り、京を去る。
また、各地に敵もまだ多く、西に、毛利、北には、上杉、九州には、島津など、信長の天下布武には、課題が残されていた。
それでも信長の優位は、変わらず。
織田勢の諸将は、精力的に、これらを、攻めていた。
毛利氏には、羽柴秀吉。
上杉氏には、柴田勝家
島津氏には、九州の、大友宗麟や、龍造寺氏などを、帰順させ、これにあたらせた。
自身は、畿内に留まり、各地方へ、指示を与える。
朝廷や、畿内の民衆などは、信長の天下統一を、確実に肌で感じていた。
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