ー第1章ー

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隆は毎日のように電話を掛けてきた 他愛もない会話 今日何してたの?とか ご飯何食べたの?とか   どうでもいいような会話がなぜか楽しかった 遊ぶようになってからもそれは変わらなかった   隆は優しくて面白くて、私の意見や考え方を理解してくれた   元旦那の話しをしたときも   「辛かったな」   って言いながら頭を撫でてくれた   私は少しずつ隆に心許すようになっていったんだ
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