-愛しい声-弘Side

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  「優……羽」   俺が名前を呼ぶと、優羽は恥ずかしそうに少し笑った   それから俺たちは   「『初めまして』」   なんて言葉を交したが 長い間メールをしていたせいで初めてのような感じは全くしなかった   すると優羽は俺に話しかけてきた     『あの、   本名教えて欲しいです』と   そう言えば俺たちは、今までずっとサイトのハンドルネームで会話をしていた   ”優羽はユウだからいいが、 俺はブライアン   そりゃ嫌だよな(笑)”
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