第三話

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  夢を、夢を見ていました…… 夢の中で私は、パーフェクトミッション……     はッ! ドリームか!?   アマゾン先輩のおかげでなんとかタイフーン直撃は避けれたが、やはり生身。余波で全身ボロボロ、現在山小屋で療養中だ。   けど、走馬灯って本当に見るんだね。生まれてから今までの光景がスライドのように流れて行ったよ。 だがろくな記憶がない…   「ライダーは2人もいらない!」 「お前は不協和音なんだよ!!」 「待ってくれ! ザビーゼクター!!」   今思えば恥ずかしい過去ばかり…… ちょっと生きるのがつらくなった。     ん?     誰かの足音が聞こえる。この部屋に近づいてくるようだ。   「おや、気がついたかい?」   部屋に入ってきたのは1人の男。   「あなたは?」 「結城丈二、またの名をライダーマン」  
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