第六話

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  今までの特訓で確実に超人に近づいている俺、矢車。 今日はスカイライダーとがんがんじいに連れられて険しい崖の上に……   「ライダーと言えばキックだ」   わかる。   「普通のキックよりは跳び蹴りのほうがいいだろう」   確かに……   「跳び蹴りならより高く飛んだほうがいいだろう」   そう思う。   「矢車君はどのくらい飛べる?」   その場で飛び跳ねてみる。   「……よし! じゃあここから飛び降りてみようか?」   ……!?   「いい風だな。どこまでも高く飛べそうだ……」   いやいや……   「大丈夫!ちゃんと下で受け止めるから!」   つぶれますよ。   「空はいいぞ……」   話聞けよ。   「翼は夢……」   …………   「そして空へ! セイリングジャンプ!」   飛んだ!?  
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