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今日からライダーの先輩方に修行をつけて貰うことになった。俺はまたライダーになれるのだろうか?
アパートの前で光太郎を待つ。約束の時間にはまだ早いが、遅れるよりはましだ。しばらくすると、一台の車がアパートの前に止まる。
「よし、行くか」
光太郎だった。
ライダーなのに車……
しかもかなり派手。
山道を二時間ほど走ると山小屋についた。しかし、まだ誰もいない。話では先輩ライダーがいるはずだが……
荷物をおいて待っていると光太郎の電話がなった。
「何ッ! もしや……ゴルゴムが復活したのかッ!?」
仕事らしい。
行ってしまった。
仕方ないのでそのまま待っていると、一台のバイクが走ってきた。
乗っているのはアフリカの原住民のような姿をした男、まさかこいつが先輩なのか?
男はバイクから降りるとこう言った。
「ぐぐ、オレアマゾン! お前特訓しにきた!!」
あまりにも姿通りの名前に、開いた口がふさがらない。
「アァーーマァーーゾォオオオオーーン!」
そんな俺の前で、アマゾンは突然大声で叫びだし、トカゲのような姿に変身した。
「修行……始める!」
正直不安だ。
「ケケーーッ!」
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