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タッタッタッ
「はぁ、はぁ、はぁ」
バンッ!!
走って来た少女は扉を勢い良く開けて、中へ入って来た。
「やめなさい!あなたが今何をしようとしてるのか分かるでしょ。」
扉の向こうには一人のフードを被った男が立っていた。
その男の手には大きな紅い宝石が握られていた。
「おやおや、随分お早いご到着ですね、ええ分かっていますとも、これさえあれば私の野望は叶うのですから」
「それだけは絶対に渡せません!」
少女は走って男の持っていた宝石を奪い返すと一目散に逃げて行った。
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