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「殊李さん、烈をいじめないでって言いましたよね。」
どうやらその女は殊李(シュリ)と言うらしい
それを聞いて殊李は
「苛めてなどない。
こいつが無礼な事をほざくから叱っただけだ。」
殊李はツンツンしながら言います
「松田さん、なんか言ったの?」
帯門があきれながら聞きます
「あたしはただ「お母さんに合いに来たの?」って優しく聞いただけだよ。」
烈が焦りながら言います
それを聞いた帯門は
あー等と唸りながらと思いながら
「…松田さん、その人三年生だよ。」
三年…?
烈は読み込みが遅いのかわざとなのか
「中学?」
と聞いてしまいました
言った途端
殊李が烈に向かってけりを入れます
…が
烈は万年体育評価が【S】
なのもあって素早くかわしました
「あっ…ぶねぇ(゜Д゜)」
烈は心臓をバクバクしていると
助けに行こうとした帯門が
悔しかったのか
「殊李さんは高校生だよ。」
とシレッとして言います
高校…生…
「え゛ーー。」
めちゃめちゃびっくりしてる烈に
もう手を出す気もない殊李は
冷たく言います
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