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?「この『空』は…見飽きたな」
ヘルメット片手に言う
服装はこの世界の軍服だ
こいつがこの物語の主人公名はファントム、歳は17辺りの兵士だ
フ「っと、『空』ばかり見てっと時間がなくなるな」
この世界の空は創られた空だった つまりいつも同じ空だって事だ
?「おーーい!」
女性の声だ
手を振りながら近付いて来る
フ「どうしたんだよ技術開発部主任のエリア嬢さんが一般兵に何の用?」
エ「召集令状よ、今は少しでも戦力が必要なの。それに私が『悪魔』殺しの英雄様より四つ年下だからって嬢さんは酷いよ」
服装はツナギと頭にバンダナを巻いて前髪が邪魔にならないようにしていた ファントムは苦笑しながら一応謝った
フ「一応聞くけど何の?」
エ「貴方も軍人なんだから解るでしょ?『悪魔』のための戦力よ」
至極当たり前の様に言う
フ「俺にも召集令状がねぇ…はっ傑作だなぁ」
一枚の紙を見ながら言う
エ「貴方以外にも戦力はいたんだけど…」
そう言い俯く
フ「いたんだけど?アイツらどうしたんだよ?」
覗き込みながら言う 身長差があり過ぎているのでファントムの姿勢はとても辛そうだ
アイツらとは昔の戦友の様だ
エ「先の大戦で死んじゃったってさ」
目線をファントムから態と外し言う
フ「…なるほどな」
腕を組む
フ「さぁ行くか」
ヘルメットを被り言う
フ「エリア、お前も乗ると良い。どうせ経費浮かせようと歩きで俺のとこ迄来たんだろ」
指を指し言う
エ「そうさせて貰うよ」
ファントムは自分が乗って来たであろうバギーから子供用(?)のヘルメットを取り出す
エリアは当たり前の様に被り後ろに跨がる
フ「さぁ、『悪魔』の下まで行きますか」
エ「…とにかく行こ~w」
両手を精一杯広げ言う
彼らは進む 極当たり前の様に
彼らは求む 真実の空を取戻す為
それが彼らに残された道だから
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