この俺に知らない物は不要だ

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取り合えず…… 自分を姫って言うのはやめろ。 「しょうがないじゃない、私の国小さいけど。私姫として生まれちゃったんだし」 じゃあ何か、お前は外国人って訳か?はん、馬鹿にしてんのか? 「そーよ、神様のアホンダラ。私をニホンのアキバハラに落としちゃったんだもの」 落とした? 「神様のヤツ、アキバハラに日参してるから。私も連れてかれるの」 ううむ…ますますつっこまざる負えないような…… 取り合えず神様には秋葉に行けば会えるのか? 「会えないわよ」 何故?日々通ってるんだろ? だったら必然的に会えるだろ。 「あいつ、ずるがしこいから姿隠してんのよ」 はー…なんだか段々自分が精神患者に思えてきた。 妄想だろ、フィギュアなんぞが喋ったり動いたりなんて。 自分痛すぎ。 「あきらは正常よ。ただその不細工面以外は」 うるっせーよ。 なんだよ、なんか文句あるのかよ! 「私がぱぱっと改造してあげる」
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