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さかのぼること約５時間前 の前に今明け方の５時半過ぎ
この日幸は友達とclubに来ていた
仁が最近忙しく連絡が取れない日が続いていたので不安と寂しさが募ってきた頃だった
だから憂さはらしにいいかと誘いに乗った
そしたら何とそのclubに仁が女の人といたのだ
しかも酒に強い仁がシラフになるまで飲んでいた
まぁ実際は仁は最近自分が忙しくなかなか最愛の彼女に連絡がとれずイライラがたまりドラマの撮影でミス連発 監督に怒られ拗ねていたところに高校時代の後輩達とclubで飲んでるから来ないかと山Ｐに誘われ鬱憤ばらしにきたのだ
だから仁ひとりで酔いつぶれるまで飲んで踊っていたのだか周りにいた女が丁度絡みに来たところを幸にみられてまぁ見事に誤解されその場で平手打ちを食らったのである
幸としてみればどんなに会いたくても不安でもって寂しくても文句も言わず我慢して仕事の邪魔になるからと連絡を入れずにいたのだから頭に来たのだろう
しかし仁にしてみれば毎日毎日ハードスケジュールをこなしながらも幸の事を誰よりも愛し想っていた だからこそ何もいってこない幸が自分から離れていってしまうのではないかという不安があった
つまりお互い愛し過ぎて気を使い不安が募った分のすれ違いからくるストレスで誤解しあっていたのだ 立場や場合は違えどカップルにはよくあることだ
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