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『た…けて…』
?
『…けて…く…さい…』
…なんだ?この声…
夢?
俺起きてるハズなのに…
言葉がはっきり聞こえない…
「―イっ!!!」
誰だお前…
「―オイってば!!!」
「うわっ…;;;」
「お前、何ボーッとしてんだよ!!もう授業終わったぜ!」
目の前で友達が呆れた顔で言う
「お…おう。すまん。」
「銀葵…お前、具合でも悪いのか?」
「いや、大丈夫。別にそうゆう別じゃねぇよ…」
友達は『そうか!!それならいいんだよ』
と俺の頭をクシャクシャにしながら笑って言う
「っと、次は体育だったな!!早く準備して行こうぜ!」
「うわ、ホントだ!!あの先公遅れて言ったら、殴るからな」
俺達は急いで次の授業に向かった
自己紹介が遅れたが俺は、
河薙銀葵[カワナギ サキ]
何処にでもいる普通の高校二年生だ
普通すぎて自分でも嫌になるくらい普通だ^^
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