余興

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刀から何やら流れ込んでくる… これは… っと、そんなことより、早くなんとかしなきゃな!!!   俺は刀を振り下ろした   今の俺の動き… 自分じゃないみたいだ…   俺の行動にビックリしたのか 黒づくめ野郎があたふたしている     「アンタ等の頭に伝えておきなさい。 『河薙銀葵はアタシが貰ったわ。アンタ等には渡さない』ってね^^」   さっきまで、電柱の上にいた女が、いつのまにか黒い奴の背後をついている   なんなんだ…この女… っていうかよ。 今、『アタシが貰った』って言ったか?   黒づくめ野郎は女の勝ち誇った台詞を聞いて、舌打ちして暗闇の中に消えて行った     「………」     「…君ぃ。何ボーッとしてんの!!」   「うわっと!!何すんだよ…;;」     ビックリしたぁ いきなり顔が目の前にあんだもんよお… つか、よおく見たら結構可愛いじゃ―…… ってオイ俺!!!何考えてんだよ!! この女は得体が知れないんだぞ!! しっかりしろ俺!!;;   と自分にツッコミを入れながら百面相していた
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