かぐや姫in月の都

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「お慕いしております。結婚して下さい」 突然かぐや姫が、その館の主の息子である身分の高い男性に切り出しました。 この時代、女性から結婚を切り出すものではありません。 「ダメだよ、かぐや。私はお前を愛していない。せめて身分があったら嫁に貰ってやっても良かったが……っ!」 そう言う男性の腹部を何かが切り裂きました。 「ぐっ……、かぐや、お前……何をした……」
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