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といった感じの回想終了。
私は今、壁の色がヤ二のせいか黄ばんでいる、このだいぶ寂れた警察署に、参考人てか被害者として私は来ている。
私は、一通りの事情聴取を終え、犯人の取調べが終わるのを待たなければならなかった。
にしても、この職場は昭和の工業地帯のように煙草の煙で汚染されていた。
濃霧注意報発令中だ。
皆、消しては吸ってと仕事以上に煙草を愛していた。
「何!?銀行強盗だと!?今…それどころじゃない。煙草を吸っている時に事件なんて起こすな!」
ガチャ!!
ええーー!!
今、あなた達の給料の元である一般市民を煙草以下って、私的に信じられないんですけど!!
てかてか働けよ!!
何で怒ってんの!?逆ギレもいいとこでしょ!!
私は後に有名となる、この煙隠れの乱により警察に頼ったことを、それはものすんごおおい後悔した。
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