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風にのせて
愛なんて薄っぺらい言葉だと
思ってた私に
何度も何度も
飽きるほど囁いて
愛なんて形にならないと
思っていた私を
何度も何度も
飽きるほど抱きしめて
愛なんてお遊戯だと
思っていた私へ
何度も何度も
飽きるほど
真剣に未来を語った
今だに
飽きるほど溢れる
思い出と愛おしさを残して
声もとどかない遠くへ
貴方はいってしまったけれど
それでも私は
本気で思う幸せと
本気で思われる幸せを知った
さようなら
私の嫌になるほど
あふれる愛で
貴方にそっと呟いた
それはスッと
青い空に吸い込まれて
貴方に届いたような気がした
私は風に背中を押されて
滲んでよく見えない前を
それでもしっかりと歩いた
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