+†傷痕

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注意:昔なので愛羅の台詞は平仮名になります。 虐待シーンまみれです。嫌な方は見ないで下さい…       ++++++++++++++++++++ ─バシッ!   「きゃうっ」   ──この馬鹿!何度言ったら分かるの!   「ごめん…ッ!ごめんなさい!」   ──謝って済むなら警察なんか要らないわよ! このこのこのっ!!   「あ゛ぅっ!」   いいの いいの いいの 痛くない 痛くない こんなの痛くない 痛くないから 大丈夫 大丈夫だよ──…   ──今日からそこで寝な!もう部屋に来るな!   私、愛羅は小さな小屋に入れられた。 倉庫みたいなものだ。 いいの いいの いいの。 大丈夫 平気! 平気だもん……         3つの夜を過ごした。 ガラガラ   「!」 倉庫の扉が開いて 光が差し込む。   「愛羅ぁ…!!」 「お姉ちゃんっ!」   私達は抱き合った。 そう これがあるから 私はできる 耐えられる──…!   「ごめんね、愛羅…大丈夫?」 「大体が暴力…殴ったりだから平気っ!」 「そっか なら良かった…!また、お願いできる?」 「勿論!」     私達は双子 親は離婚してお父さんに引き取られて 再婚した。 お母さんはたくさん暴力をふってくるの 平気 平気 お姉ちゃんが無事なら大丈夫だもん。   お姉ちゃんは彼氏と住んでるみたい お父さんに内緒 未成年だけど風俗とか…よく分からないけど人には言えない もうかる仕事をしてる事も内緒。   でもバレルときが ある。 双子だったって言うのは分からないみたいだから 私がお姉ちゃんの身代わりになるの。   怒らるのは私 殴られるのは私 罰を受けるのは私 いいの 平気。 お姉ちゃんが無事ならば──…       「じゃ。そろそろ行くね」 「うん、またねお姉ちゃん…」 扉は閉められた。         それから数時間ぐらいだったかな。   ガラガラ! 扉…開けたのは お母さんだった。   「アンタね!いい加減になさい!風俗とかに働いてるそうじゃない!」   ──バレたのね… お姉ちゃん…愛羅頑張って耐えるから また抱きしめてよね   覚悟を決めて私は喋る   「働いて悪い?」         私はお母さんに倉庫から引っ張りだされた 大丈夫 大丈夫 いつもいつも 耐えれたから お姉ちゃんが幸せなら   大 丈 夫 だ か ら …
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