断末魔

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「…はぁ……はぁ…」 「何とか巻いたか……」 「お前のせいだぞ!お前がこんな所に連れて来たから…!」 「何だと!お前だって話に乗ったんだから他人事じゃねぇんだぞ!」 「おい!やめろよ…あいつに聞こえるだろ…!」 「…お前のせいだ…」 「お前がこんな所に連れてくるから…」 「な…俺のせいかよ!非常事態になると他人に何でも擦り付けようとしやがって!」 「黙れ!」 「この話は一度止めるぞ、それよりどうやってここから脱出するかだ…」 「…くっ…」 「くそ…」 「きミ達、こンな所でナにシテるのかナ?」 「うわあああぁああぁあああ!」 「もうやめてくれぇぇぇええぇぇえ!」 何故、俺はこんな所でこんな目に遭わなければいけないのか分からない。 だが、もう遅い。 俺達がこの村に来た以上。 必ず生きて帰る。 それだけが俺の願望だ。
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