1時間目 「主人公って俺である必要あんの⁉」

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やがて暴動も鎮静化し残った俺達3人もクジを引いた。美咲だけ小さく舌打ちした。 何か段々性格悪くなってないか美咲・・・・。 もう俺の手の負えない。 だから委員長嬉しそうな顔するなって、何か腹立つから。 『え~と俺のは・・・・』 一切を無視してクジを開いた。 『・・・・・・・・はい?』 《ツッコミ係》 紙にはこう書かれていた。ツッコミ係?ツッコミ係って何? 司紀「凌、何書いてあった?」 黙って持っていた紙を渡した。紙を見た司紀は、 司紀「ツッコミ係・・・・。凌、何コレ?」 『僕わかんな~い。とりあえず委員長に聞いてみようかな~』 俺は席をたった。 司紀「聞きに行くのはいいけど、そのハンマーは何に使うの?そしてその満面の笑みの理由は何?」 『司紀、面会には来てね~』 撲殺しに・・・・じゃなく質問しにスキップで向かった。 ・・・・が途中で襟を掴まれた。 『グエッ‼・・・・ゲホッゲホッ‼何すんの⁉』 後ろを振り向くと美咲が紙をヒラヒラさせて無言で後ろに立っていた。 そしてその紙を目の前に差し出された。見てみると、 《SM女王♥》 もう係ですらない。なんだよSM女王って、しかも何?ハートマーク?何の意味があんだよ。 委員長壊れた?真のマゾになっちゃったのか?
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