1時間目 「主人公って俺である必要あんの⁉」

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教室の前にたどり着いた凌一等はドアの前に立っていた。 (・・・・・・・・‼) (・・・・・・・・⁉) 教室の中からは何やらざわついた声が聞こえている。 嫌な予感がしつつもこのまま廊下に居る訳にもいかない。 無言のままドアを静かに開けた。 ガラッ 「お前がやればいいじゃん‼」 「そういう貴方こそやりなさいよ‼」 「俺やる気無い~」 「別に無くてもいいんじゃない?」 何かについて論議しているようだ。 司紀「何だ何だ~?何揉めてんの?」 司紀が俺の肩越しに顔を出した。 ?「凌一、司紀」
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