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次の日、あたしは苦手な早起きをして部屋を片付けた。
親は今、旅行で一週間いないから石里とイチャつくには絶好の機会である(笑)。
昼過ぎ、ピーンポーンと玄関から聞こえた。
「はーい。」
玄関のドアを開けるとそこには私服姿の石里が立っていた。
久しぶりに見る私服姿にまた惚れ直す。
「お前の部屋は二階か。」
「あっ、うん。プレート掛けてるからすぐに分かると思うよ。麦茶とか用意するから先に行って待ってて。」
あたしはキッチンに向かった。
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