8人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
海斗はベッドに座り、あたしに向かって手招きした。
あたしは逆らうはずもなく、ベッドの方へと進んだ。
近くまで来ると、海斗はあたしの腕をグイッと引っ張り、キスをした。
今までしたことのないような激しいキス。
舌と舌が絡まりあい、水音を立てている。
海斗はベッドにあたしを押し倒しながら、着ていたパジャマを脱がしていく。
「由香………」
海斗は優しくあたしの名を呼ぶ。
その夜、あたしは海斗の腕の中で、世界で一番幸せな時間を過ごした。
海斗はずっと「愛している」と囁いてくれた。
神様……あたしを女の子にしてくれてありがとう。
海斗に逢わしてくれてありがとう。
最初のコメントを投稿しよう!