終りは始まりの前兆

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(警報音) アナウンス 「メカゴジラ発進につき総員速やかに・・・・」 輝嶋「(ヘルメットを被りながら)初の戦闘がゴジラではなく宇宙ゴジラとはな・・・・」 八木原「(スーツのファスナーを上げて)そうね、まさか初陣が宇宙なんてね。」 北見「まぁ、そう愚痴っても仕方がないだろ。宇宙で自在に動けるということなら、地上での動きは・・・・」 輝嶋「行きますよ、としさん。」 アナウンス 「メカゴジラ乗組員は大至急搭乗されたし。繰り返す、メカゴジラ乗組員北見、八木原、輝嶋至急搭乗されたし。」 五十嵐「メカゴジラに、あいつが今どこにいるか伝えてやれ。」 コックピット内 八木原「宇宙ゴジラの現在地が届いたわ。」 北見「それを元に、接触ポイントを算出しろ。」 八木原「もうやったわ。ポイントKU28、地球と火星間のデブリ地帯で戦うかもね。」 輝嶋「!・・・・奴も感じ取ったか。オリジナルであるあいつにとって、宇宙の奴は敵だな・・・・」 北見「(各チェックを行いながら)どうしてそう思う?」 輝嶋「波長が違うからな。宇宙は兇悪だ・・・いくらこいつでも、苦戦はするだろうな。」 八木原「もう発進しますよ。シートベルト閉めて下さい。」 北見「メカゴジラ、メインアーム解除・・・・ボディアーム解除・・・・・・・・メカゴジラX(クルス)発進!!」 こうして新メカゴジラは、宇宙での戦闘にはいる。
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