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隆司は私を連れて恭介に話し掛けた。
「よっ、恭介!最近どおだぁ?うまくいってるみたいだな!」
「いや、それがさぁ…『姫』がいなくなっちまったんだよ。それでイイ子探してるところ。」
「『姫』いなくなっちまったの?大変だなぁ…。」
私は、
″『姫』って誰なんだろぉ…″と思った。
「あっ、恭介に紹介するよ!このコ、リンっていうんだ!めちゃ可愛いだろ?」
と私を紹介してくれた。
「こんばんわ。リンです。」
というと、恭介は私をじっと見つめた。
冷たい目…だけど私は引き付けられた。
「あの…なにか…?」
と私が聞くと突然肩をつかまれて、
「君『姫』にならなぃ!?」
と言われたのだ。
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