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「ネ、ネウロ!!」
「これには『謎』の可能性が潜んでいる」
ネウロが取り出したそれの中に入っているのはあの水族館のチケットだった。
「なんか前にもこんなことあったような・・・でも、ネウロと水族館なんて・・・」
「だめか?」
ネウロは満面の笑みを浮かべながら、チワワのような目で弥子を見つめる。
「・・・わかった」
「じゃあ、さっそく行くぞ」
ネウロに強い力で手を引かれた弥子だったが、恐怖を感じながら小さい声でつぶやく。
「これ、明日しか入れないよ」
「しょうがない・・・・食事は明日まで我慢することにしよう」
この時弥子、魔界の謎を食い付くしたネウロでさえ、この事件であるマフィアのボス候補の少年に会うとは思ってもいなかった。
そして因縁の彼と再開することも・・・。
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