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ひろやは、黙ったまま私を床に降ろして ほっ とした瞬間私を胸元へ引き寄せて ギュ と抱きしめた。
『絶対…前島さんを困らせると思うんですけど。どうしても気持ち…止められないんです。俺、前島さんが好きなんです!!』
ひろやのそんな言葉に私は硬直してしまった。
正直あまりこの時の事は覚えてない。。
あまりの突然の告白。稲妻が体の中を撃ち抜いたような感覚に見舞われて 私の 全てを 揺るがした。
多分その時ひろやは、私にキスをした――
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