一章 召喚

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「今回、しおんを召喚しようと提案した“ベリアル”だ」 え・・・何?この人が僕を連れ去ろうと提案したの? いい迷惑だよ!! なんで僕を―― 「で」 待った、社長。だんだん速くなっていますよ!突っ込みが追い付かなくなってますよ! ガチャッ 「遅れました」 そう言って扉を開けて入ってきた人は―― ・・・あ! 「ううん。大丈夫だよ、イブ。今始まったばっかりだから」 そう言って、社長は僕に視線を戻した。 「彼は“イブリース”。しおんを召喚した、非常に優れた術師だ」 ・・・踏んじゃった人だ
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