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「・・・は?」
魔界?
「いやぁ~、良かったよ!実験に成功して!!」
社長、笑顔。
「じゃあ、俺寝るから。アス、しおんに部屋を案内しといてね」
社長、退室。
ぱたんっ
「では、我々も退室しましょう」
そう言ってほとんどの人が出ていった。
残されたのは、僕とアスと呼ばれた人だ。
アスさんは、僕より年下に見えた。髪はショートカットの明るい(ほぼ銀髪に近い)金髪で、肌は色黒だ。イブリースさんや社長さん共通の“頬にある黒い模様”は額にひし形として描いてあった。
そして・・・
「つ・・・角?」
牛さんみたいなやつが、両耳の上に生えている。
僕の反応を不思議に思ったのか、アスが上目遣いで、
「そんなに角が珍しいの?」
と聞いてきた。
・・・いや、珍しいを通り越していますが・・・
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