会話

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ふと緊迫した空気がなくなった。 帽子野郎が口を開いた。 「高原キヨト」 俺の名前だった。 「何で知ってるんだ?」 帽子野郎は続けて話した。 「2月14日」 俺の誕生日だ。 「だから何で知ってるんだ」 帽子野郎は無視して話し続ける。 「16歳、無職」 いい加減ムカついた。 「だから何で年まで知ってるんだ!!こっちの質問にも答えろよ!!」
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