3人が本棚に入れています
本棚に追加
そしてもう1人の子も部屋でおこなう儀式を初めていた。
部屋は真っ暗で部屋の角にあるろうそくの火でどうにか鏡が見える程度だった。
そして、彼女は鏡を見てから一時間…鏡に少女の姿がうっすらと出てきて時間がたつにつれその姿がはっきりと見えてきた。
それから、少女は部屋中を走り回ったり、彼女に近付いたり、笑い声が聞こえたりしたが彼女はたえた。
だが二時半を回った頃少女は彼女に話し掛けてきた。「ねー、お姉ちゃん!一緒に遊ぼうよ。遊ばないと爪貰っちゃうよ」
そう言って少女は彼女の肩を叩いた。
それに、恐れて彼女は後をむいてしまった。
だが、そこには誰もいない。
彼女はホッとし時、鏡には少女が写っていた。
そして少女は「爪ちょうだい」と言った。
翌朝、彼女は部屋で血塗れになって死んでいた。
彼女の爪もなくなっていてその爪も見付けることが出来なかった。
最初のコメントを投稿しよう!