ちょっと微妙

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ちょっと微妙

君のいない 夏の夜に 祭り囃子が切なくて 二度と来ない 今日この日に 後悔だけは したくなくて 梅雨の明けた眩しい太陽から ヒグラシの鳴く夕暮れまで君を思うよ 決して変わる事など無いと思った ずっとこのまま二人で居られると思った 君が欠けて空いたこの胸の隙間に 潮風がただ虚しくすり抜ける 12月の 寒い夜に 二人で愛を囁いた 春の風に 髪を揺らし 微笑む君が愛しかった 決して過去形だなんて思わないで欲しい 生まれて初めて人を愛す事を教えてくれた なのに僕は君を傷つけてばかりで 夕暮れが来る前に 君は居なくなった もう少し僕が大人なら もう少し我慢出来たなら 今とは少しだけ違う夕暮れが見れたのかな だけど… 二度と来ない今日この日に 後悔だけは したくないからなんて言い訳かもしれない だけど 僕は 確かに 君の事を 心から愛していたんだ これだけは 間違いじゃない 決して変わる事など無いと思った ずっとこのまま二人で居れると思った なのに 僕は君を 傷つけてばかりで 君を守る事なんて出来やしなかった
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