眼科に行こう!

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眼科に行くと、さっそく検査室に通されました。 そして、視力測定の機械の前に座るように促されました。 看護師さんの指示で、機械にあごをのせると、視界に気球の写真が入ります。 看護師さんが機械を操作して、まずは右目から測定となります。 「目を大きく開いて下さい」 ワタクシはまぶたに力をこめ、上下に開きます。 「もう少し開きますか?」 な、なんですと!? 開き方が足りませんか? ワタクシは懸命に目を開けます。 「もう少し開きませんか?」 えええっ?まだ、足りんのですか? だんだんとまぶたがピクピクして来ました。そろそろ限界のようですが…。 「開きませんか?」 なんだか看護師さんの言葉に、イライラした感じが混じってます。 まぶたは限界、ピクピクです。 これ以上、どうやって開けるんですか? と、その時。 颯爽と看護師さんがワタクシのそばにやって来ました。 ワタクシは、自分のまぶたと格闘してます。 と。 「失礼致します」 すっと、看護師さんの手がワタクシのまぶたに触れ。 まぶたは、こじ開けられた! そして、無事に右目の測定完了致しました。 その後、左目も同様のやり取りがありました。 あのぉ…。 やっぱりJIS規格以下なんでしょうか…? 【第三エピソード・終】
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