隣人・・・

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突然、寝たきりの祖母が 目をカッと開き、彼女の腕を掴んだ。 祖母は何かに脅えながら 祖母「かいぃ…ぁかいぃ… 赤いぃ…」 「赤い」と言っている事が分かった。 母「これだから…」 痴呆症がかなり進んでいるのだろうと 彼女は思った。 彼女は後味が悪いまま青森を去った。 祖母はそれ以来、 「赤い、赤い」と何かに脅えるようになったらしい。 そう 何かに・・・
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