無人駅のホームにて<序>

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無人駅のホームにて<序>

<<終点です。お乗りかえのお客様はー…>> 汽車が目の前で止まる。 降りてきたのは、人の良さげな顔をした駅員らしき人。 奇妙なことに、彼以外誰も降りてこない。 ようこそ、奇談轟へ。 お客さま、何をお探しなんですか? あぁ…時刻表。 生憎、此処には時刻表が御座いません。 此処に在るのは、さっき来られたお客さまの「忘れ物」だけですよ。 えぇ、 皆さん、ここで お話を「忘れて」行かれるんです。 ############################ 見たまんまの、つたない話です。 継ぎ接ぎの、寄せ集め。 正直、面白くありません(笑) また、私の一存だけではどうにもならない事もあり、 訳あって地名や人物名など固有名詞は伏せさせていただきます。 私に語ってくれた当事者の表情や、口振りー… 何分<なにぶん>、私の文章力だけでは、 皆様へ十分に伝え切る事は難しいと思いますが…最後まで見ていただけたら幸いです。 ###########################
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