転校生は幼なじみ

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浩介や亮とは高校に入学してからの仲だ。 2人とも良いヤツだし、今では、かなり仲も良い。浩介はたまにウザいけど。 葵はというと幼稚園に入る前くらいの小さいときから中学生の最初くらいまでは一緒の学校でだいたい一緒のクラスだった。 中学生になってしばらくした頃に父親と母親が交通事故で亡くなって、叔母さんのところへ行くとかで転校していったのを覚えてる。 龍也『で、何でこの学校に転校してきたんだよ?』 葵『最初から二年生になったらこっちに来る予定だったよ。龍也くんには言おうと思ってたけど、色々忙しくて忘れちゃって』 龍也『それよりお前この学校の転入試験に受かるほど頭良かったか?』 そう。俺が知ってる葵だったらここには受からない。 葵『フフン、龍也くんが知っている私とは既に別人ですっ。ギャップに驚くがよいわぁ!』 龍也『何かイラッとする言い方だなオイ』 葵『へへ…あ!そういえばちょっと頼み事が……』 キーンコーンカーンコーン… 浩介『ヤバッ!』 龍也『葵、急げ!』 葵『え?え?』 (早いよぉ…)
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