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公「ヤベッ、寝坊した❗」
次の日、天てれの収録がある事をすっかり忘れてたオレは、大慌てでNHKへ向かった。
「今日の収録は何すんだっけ?」
そんな事を考えながら、オレは戦士の楽屋のドアを開けた。
公「おはよう❗…ギリギリセーフ?」
郁「公輝くん、おはよう。セーフだよ」
真っ先に郁哉が挨拶してくれた。他には勇気・里穂・優梨愛・愛実の5人だった。
でも、オレは何か違和感を感じてた。集まってるメンバーがオレと同じスチームナイツのメンバーだったから。
公「おぅ、郁哉。良かったわ、間に合って。今日の収録の事忘れててさ」
里「もぉ、公輝しっかりしなよ」
公「里穂、悪ぃ悪ぃ。あ、そろそろ着替えて収録行くか」
オレはスチームナイツの衣装に着替えようと自分の衣装を探した。でも、オレが見つけたのは、去年オレが着ていた、緑色の衣装…。
公「なんで去年の衣装がここに…?」
そう思って、周りを見た瞬間、オレは自分の目を疑った。オレの目の前には、去年つまり2004年度天てれ設定での衣装を着た5人がいたんだ。里穂・郁哉・愛実はUWFの黒を基調とした衣装。勇気・優梨愛はRGのカラフルな衣装だ。
公「お前らなんでそれ着てんだ?スチームナイツの衣装は?」
愛「スチームナイツ?何それ。公輝どうしたの?」
そう言ってきた愛実にオレは聞いた。
公「なぁ、愛実。今、何年だ?」
愛「何言ってんの?今は2004年だよ」
2004年…?どういう事だ?混乱する頭で辺りを見た時、オレは自分がいる世界が2004年だと思わざるをえなかった。
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