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卓「公輝、お前何暴れてんだよ」
公「たっ…卓也⁉なんでここにいんだよ⁉」
卓「いちゃ悪ぃかよ。オレも今日収録なんだよ」
?「オレもな」
そう言って、出て来たもう1人は…
公「こっ…、幸生⁉」
そう、2004年度で卒業したはずの卓也と幸生がいたんだ。混乱しながらも、オレは自分がどうやら去年にタイムスリップしてしまったってことに気付いた。
卓「…それより公輝、ボーッとしてないで早く着替えろよ。収録始まるぜ」
公「お、おぅ」
卓也に言われてオレは衣装に着替えた、んだけど…
公「あれ?」
1年経って、身長や体格が変わったのに、衣装はオレの体にピッタリだった。恐る恐る鏡を見ると…
公「ウソだろ⁉」
幸「公輝❗何してんだよ❗」
公「あ、ちょ、ちょっと待って」
鏡に写ったオレの姿は、1年前――中学1年生の姿だった。
里「公輝、早くしないと収録始まるよ」
公(仕方がない。今はとりあえず収録に行かなくちゃ)
そう思って、オレは収録へと向かった。
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