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学校へ着く頃には、チャーリーもジルも、暑くてグッタリしていた。
チャーリー…『また後でな!』
授業中、ジルは白い球の秘密をチャーリーに話そうかどうか、悩んでいた…
ジル…(僕はチャーリーに嘘をついた事は一度もない、チャーリーは僕に嘘をつくけど…きっと信じて聞いてくれるだろう。親友なんだから…)
…
…ジルは下校途中の小さな川のほとりで、チャーリーと向かい合って石ころの上に腰を下ろした。
ジルは真面目な顔でブルーの瞳に力をいれた。
チャーリーは、そんなジルに興味と不安を重ねた。
チャーリー…『いったいどうしたのかい?怖い顔だぜ。大事な話ってなんだ…』
ジルは不思議な白い球の話を事細かく語った。
チャーリーは、心を全部持っていかれた様に真剣に話を聞いた。
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