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ふたりがさらわれた…
ジル、チャーリー…『ア~ツ!』
一瞬の出来事、魔法にかけられたのか、何がなんだか分からないまま、えんとつの中にいる…二人の目の前には小さな人形が突っ立っていた
ジル…『チャーリー…ここは…どうなってんだろう…?人形や見た事もない動物がいるよ!この騒がしい音は?ねぇチャーリー!』
チャーリー…『あっ…う~ん』
チャーリーはどうやら、言葉を失っているようだ…
すると目の前の小さな人形が話をはじめた…その声は色んな音が混じって二重三重に重ねられた様なおかしな声だった
『ようこそ!ひみつえんとつへ…僕は、このえんとつ工場で働くメロンだよ!君はジル友達のチャーリーだね、今から工場の中を案内するよ…ただし、誰にも言わないと約束してほしい』ジル、チャーリー…『う、うん約束する』
二人は約束にふさわしくない力のない返事をした…
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