30人が本棚に入れています
本棚に追加
/91ページ
六.存在
ライとの初電話から
トワとライは確実にメールより電話が多くなっていった。
話してた内容は思い出せない。思い出したくないよ。
ライ…
トワにとってライ…
いつからかトワの中のライの存在は大きくなっていた。
辛い事あれば親や友達よりも真っ先にライに話した。ライはそれを親身に受け入れてくれた。。。
そおいえば…相談したらよく言われてた事あったなぁ。。。
ライ:『お前バカだなぁ。人は人!!お前はお前だろ!?』
トワ:『はい。』
ライ:『だろ!?だからいちいち人の事なんか気にするなよ!!わかった?』
トワ:『はい。』
相談したらいつもこんな風に話しは終結していった。
冷たく感じるかもしれないけどトワにとってみれば心地良かった。
最初のコメントを投稿しよう!