六.存在

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六.存在

ライとの初電話から トワとライは確実にメールより電話が多くなっていった。 話してた内容は思い出せない。思い出したくないよ。 ライ… トワにとってライ… いつからかトワの中のライの存在は大きくなっていた。 辛い事あれば親や友達よりも真っ先にライに話した。ライはそれを親身に受け入れてくれた。。。 そおいえば…相談したらよく言われてた事あったなぁ。。。 ライ:『お前バカだなぁ。人は人!!お前はお前だろ!?』 トワ:『はい。』 ライ:『だろ!?だからいちいち人の事なんか気にするなよ!!わかった?』 トワ:『はい。』 相談したらいつもこんな風に話しは終結していった。 冷たく感じるかもしれないけどトワにとってみれば心地良かった。
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