新生帝国兵器百科辞典

水上大型艦艇

戦艦「武蔵」

大和型戦艦二番艦として、三菱長崎造船所にて昭和十三年三月に起工されたが、就役間近の昭和十七年三月に帝科研の技術移転により、異例の竣工前改装が決定され、十五．五糎三連装砲塔四基を全て撤去し、高角砲を長十糎連装高角砲へ変更の上、四基増設して二十八連装噴進弾発射機を二基追加搭載、更に搭載機を回転翼機天洋七機とし、対潜能力を付加させている。

諸元（以下以外は、大和に準じる）

・兵装
四五口径四六糎三連装砲……三基　九門
六五口径二式十糎連装高角砲……十六基　三二門
二式二五粍三連装機銃……三八基　１１４門
二式二八連装噴進弾発射機……二基
・船体
基本的に変更なし、搭載機を天洋に変更し後部をヘリ用飛行甲板に変更。
搭載機……天洋７機
・機関
変更なし。
・その他
一三号、二一号、二二号、各種捜索電探を装備。
二式射撃管制盤７基装備（主砲用を含む）
通信、情報収集能力を大幅に強化
個艦用戦闘指揮所に加え司令部用作戦指揮所を設置。