私の罰

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「はい、プレゼント。誕生日おめでとう」 「ありがとっ。開けてもいい??」 「だめって言っても開けるんだろ??」 「まぁね」 ある冬の寒い日。 そこに一際暖かいカップルがいた。 冬の寒さにも負けず、幸せせな日々を送りながら… 「うわ-…綺麗なネックレス…」 「気に入った??」 「もちろん!!渉がくれたのなら尚更だよ」 「良かったー…舞がいらないとか言われたらどうしようって思ったし」 「言わないしー」 そこにいた男の子の名前は渉。 女の子の名前は舞。 付き合って半年になる二人。 今日は舞の誕生日。 舞の家で二人だけのパーティが開かれていた。 「つけてあげるよ」 「ありがと」 そう言って渉はプレゼントのネックレスを舞につけてあげた。 「どう??」 「似合ってる」 「さすが舞だね」 「…う、うん」 「何で今つまったの??」 「いや別に…」 「こら渉ー!!」 でもそんな幸せもそう長くは続かない… 私が壊しちゃったんだ…  
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