私の罰

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そして12月24日… 私は急いで支度を始めた。 一生懸命可愛くメイクをして、おしゃれをして。 そして間もなく出かけた。 ある人が待つ場所へと。 「晴輝ー!!」 向かった先にいたのは、渉ではなく別の男。 そう、私は浮気をしていたんだ。 「待った??」 「少しだけ待ったかもな」 「ごめん…」 「まぁ理由は舞見たら分かるけどな」 「あはは…」 浮気をした理由が何かと聞かれたら、多分晴輝がお金持ちだからと思う。 それに優しかった。 けどね、本当の優しさはこんなもんじゃないんだ。 私はそれを知っていたのにね… 「今日はどこに行くのー??晴輝君っ」 「知ってるだろー」 「バレましたかぁ」 晴輝と居る時は、渉のことを忘れるぐらい楽しかった。 いつも何かを買ってくれるし、渉にはできないことをしてくれる。 だから浮気をしてしまった。 けどね、やっぱり間違ってたことなんだよ… 私は最低な人間なんだ。  
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