ありえないよ~

6/17
前へ
/805ページ
次へ
「ほらっ!静かにしろ~席について。」 各自だらだらと席に着く。 「あらためて、今日から二年間このクラスの担任を任された山田だ。いいか~俺はやる時はやる。遊ぶ時は遊ぶ。それがモットーだ!楽しい高校生活にする為に…………」 熱く語る。 やっと終わった。 「あ~それから、…」 まだ話すのかよ! だれもがそう思った 「編入生がこのクラスに入るので紹介しよう。入りなさい。」 みな一斉に扉に注目する。 教室に入ってきた編入生…… 身長は推定185㌢くらい。柔らかそうな少し長めの栗色の髪。 顔の一つ一つのパーツがバランスよくならんでる。 「はぁ~っ」 女子のほとんどがため息をついてみとれる。 男子はまるでお手上げ状態 「篠原 昂也(こうや)です。よろしく!」 少しはにかんだ笑顔で挨拶する。こぼれる白い歯 完璧なイケメン… 私の目はくぎづけになる。 …カッコイイ… ついみとれてしまう。 「おいっ!よだれでてるぞ~」 横からやじられる。
/805ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3350人が本棚に入れています
本棚に追加